【当日の流れも解説】FP3級取得してみた!ハンドメイドに活かせることはある?

こんにちは。
ハンドメイド作家のすずです。
今回のテーマはFP3級取得してみた!ハンドメイドに活かせることはある?です。

えふぴー?
ハンドメイド活動していると、作品づくりや販売のことで頭がいっぱいになりがちですが、だんだん「確定申告はどうするの?」「節税の方法ってあるの?」と、お金に関する悩みが出てきますよね。
そんな時に役立つのが、FP技能検定です。
この記事では実際に私がハンドメイド作家としてFP3級を取得してみた感想や、どんなところで役に立つのかをお話していきます!
FP3級とは?初心者でも挑戦しやすいお金の資格

正式名称は「ファイナンシャル・プランニング技能検定」といって、厚生労働省と金融庁が認定する技能検定制度に基づく国家資格になります。

国家資格ってかっこいい…
FP技能検定には1〜3級があり、
- 3級:お金の基礎知識を学べる初級レベル
- 2級:実務にも活かせる中級レベル
- 1級:専門的な上級レベル
となっています。
3級の試験内容は次の6分野です。
- ライフプランニングと資金計画
- リスク管理(保険など)
- 金融資産運用
- タックスプランニング(税金)
- 不動産
- 相続・事業承継
基礎を広く学ぶ内容なので、初心者でも安心して勉強を始められます。
ハンドメイドとFP3級の関連性

ハンドメイドとFP3級って関係あるの?
そう思う方もいらっしゃるかもしれませんね。しかしFPはハンドメイド作家以前に、日本に住む人全員にとって役に立ちます。
FP3級で役に立つと思うことは次の3つです。
お金の仕組みが体系的に理解できる
保険、税金、年金など普段バラバラに感じていた知識が一気につながり、お金の全体像が見えるようになります。個人事業主として気になる将来の年金の計算方法も学べます。
節税や確定申告の知識が増える
ハンドメイド作家として青色申告や必要経費の考え方を学べるのはメリットだと思います。他にも副業でいくら稼いだら確定申告が必要なのか、どんな節税方法があるのかなど、会社員の人も将来独立したいという人にも勉強になると思います。
将来のライフプランを考えられるようになる
教育資金や老後資金、住宅ローンなど、将来設計にも役立つ知識が身につきます。
ハンドメイド作家として生きていくにはどんなライフプランがあっているのか?などを、ファイナンシャルプランナーに相談することなく自分で考えられるようになります。
私は資産形成が趣味なので、投資のことについても学べるのは楽しかったです。新NISAに興味がある方にもぜひ学んでもらいたいです。
勉強時間とおすすめ本紹介
FP3級は国家資格とはいえ、簡単です!
勉強に慣れていない人でも1日30分〜1時間を3ヶ月ほど続けたら余裕で取得できるレベルです。早い人だと1週間で詰め込んで合格している方もいます(笑)

それは流石に難易度高いよね
試験は学科と実技に分かれていますが、大きく内容は変わりません。学科は前半は⚪︎×問題、後半は3択から選ぶ形で、実技は少し計算問題が多い程度です。記述式の問題はありませんので最悪勘でも取れるかもしれません。60%以上得点すれば合格となります。
私がFP3級を合格するために使った本はこちらです。
YouTubeでもFPの解説をしている方もいらっしゃいますし、ネットでも過去問や模擬試験を受けることができるので併用してみてくださいね。
申し込みから試験の流れ(FP協会)
申し込みから試験の流れは以下の通りです。
- ネットで受験者登録をする
- 試験会場・日程を決め申し込む
- 当日申し込んだ会場へ行く
- 試験を受ける
- スコアレポートをもらって帰る
ネットで受験者登録をする
FP試験を受けようと思ったら、まずはこちらで受験者ページアカウントを新規作成します。
試験会場・日程を決め申し込む
全国各地にテストセンターが設けられていますので、好きな会場・日時に申し込みます。受験料の支払いは前払いで、クレジットカードやコンビニ払いなどが利用できます。
3級の試験は学科が90分、実技が60分の制限時間がありますのでそれも考慮して、私は学科は12時〜、実技は14時〜で申し込みしました。

自信がなかったら余裕を持ってね
当日申し込んだ会場へ行く
受験票はありませんので、必ずマイナンバーカードなどの身分証明書を持っていきます。これがないと受験できませんので絶対に忘れないようにしてください!
そして、試験前には少し説明を聞く時間がありますので15〜30分前には受付するようにしましょう。ロッカーに全ての荷物を預けて試験を受けます。電卓や腕時計、筆記用具などは何も持ち込めません。

ポケットの中のゴミもダメだよ
試験を受ける
試験官の方にログインIDやパスワードを書いた紙とメモ用紙、ボールペンを渡されるので、それらを持ってパソコン室に入ります。
ログインし、チュートリアルをしてから本番試験開始です。FP3級試験はCBT試験で行われます。
CBT試験とは Computer Based Testing(コンピュータベースドテスト) の略で、従来の紙とペンで行う試験ではなく、コンピュータを使って受験する形式の試験のことです。
終わったら右上の「試験終了」ボタンを押して、試験結果→印刷→ログアウトで退室します。試験終了したと同時に自分の得点が出るので、少しドキドキしました(笑)
ネットでの情報を見る限りだと、60分は席に座っていないとダメなのかな?と思っていましたがそんなことはなく、終わり次第退室できました。
スコアレポートをもらって帰る
受付でスコアレポートをもらいます。FP試験は学科と実技の2回試験を受けるので、2回目はまた受付に身分証明書を出して同じことを繰り返します。
私が行った会場は空いていたこともあり、試験官の方に「学科が終わったらすぐ実技も受けられます」と言われたので、
- 学科受付&試験
- 受付でスコアレポートをもらう
- 実技受付&試験
- 受付でスコアレポートもらって帰る
の流れでした。結果的に12時スタートで、12時45分には全ての試験が終わって会場を出ることができました。

はやっ
【当日の流れも解説】 FP3級取得してみた!ハンドメイドに活かせることはある?:まとめ
いかがでしたか?
FP3級はハンドメイド作家以前に、高校生あたりで知っておきたかった基本の知識が詰まっている学んで損のない資格です。
お金の不安を減らし、安心して作品づくりや販売に集中するためにも、作業の合間にぜひ勉強してみてください♪