撮影

物撮りレポVol.2 (ハチワレ スポーツ刈り)

すず

こんにちは。
ハンドメイド作家のすずです。

今回は物撮りレポVol.2(ハチワレ スポーツ刈り)です!

ひよっこ
ひよっこ

きたー!

この物撮りレポシリーズでは、撮影した商品のご紹介や、どんなライティングで撮影したのかなどを語っていきます。どうぞお付き合いください。

撮影したもの

今回撮影したのはちいかわフレンズ4のハチワレ(スポーツ刈り)です。

完成した写真はこちら!

カメラはCanon EOS R10
レンズはRF85mm F2 MACRO IS STMです。

私はちいかわの中ではハチワレ推しです。

ひよっこ
ひよっこ

ひよっこは同じ黄色のうさぎ推し

前回ちいかわとカブトムシを撮影しましたが、背景紙のピンク色が被写体に反射してしまっていた(色被りが起きていた)ことが少し気になっていました。
ですので、今回はその色被りをなくすためにPhotoshopでの加工を取り入れてみました。
その過程もご覧ください。

前回の記事はこちらです。

あわせて読みたい
物撮りレポVol.1(ちいかわとカブトムシ)
物撮りレポVol.1(ちいかわとカブトムシ)

ライティングとレタッチ

前回、被写体の向かって左側が背景に溶け込んでしまっている感じがしたので、輪郭をくっきり写すことを撮影の目標としました。
1枚目は前回と近いライティングですが、斜め上からのソフトボックス付ライトをメインに、左側からは枠トレ越しのライトを当てました。

やはり被写体の輪郭が背景に溶け込んでしまっています。
色のついた背景ならさほど気になりませんが、白背景に白い被写体だとぼやっとしてしまいますね。

そこで試してみたのが、被写体の前と後ろをライトで挟んでの撮影です。

後ろから照らすことで輪郭に影ができ、先ほどの写真に比べて形が分かりやすくなりました。

ひよっこ
ひよっこ

顔の丸みがよく見えるね!

今回はこちらで進めてみます。
明るさなどを調整するとこうなります。

今回はPhotoshopで背景に色を付けるということを試したかったので、白とグレーの背景紙でそれぞれ撮影しました。
グレーの方が影が濃く出ていますね。仕上がりはどうなるのでしょうか。

それでは、次はPhotoshopでの背景合成です。

背景合成

それではPhotoshopで背景を加工してみます。

先ほど撮影した写真を開きます。
まず、オブジェクト選択ツールで「被写体を選択」の隣にある矢印ボタンをクリックして「クラウド(詳細な結果)」を選択してから「被写体を選択」をクリックします。
クラウドの方が、デバイスよりも綺麗に切り抜くことができます。
もちろん別の切り抜き方法でも構いません。

あらかた選択できていれば次に進みます。
右下の調整レイヤーからベタ塗りをクリックします。

ここでとりあえずの背景の色を決めます。
後で変えられますので適当で大丈夫です。

このままだと被写体がベタ塗りになっていますので、右下のマスクレイヤーをクリックしてからCtrl+i(Macの場合はCommand+i)でマスクを反転させます。

背景をベタ塗りすることができました。
そうすると背景の影の部分まで全てベタ塗りになってしまい不自然なので、描画モードを通常から乗算に変更します。

背景の影も反映することができました!
そしてマスクの細かいところを修正してできたのがこちらです。

薄い色と濃い色で作ってみました。
予想はしていましたが、白背景でとった物の背景を黒くすると影が薄すぎてちょっと変ですね。

グレーの背景紙で撮影したものも同じように加工してみました。

合成した背景の色は同じですが、元のグレーが反映されているので暗い印象になります。
濃い背景だと切り抜きの粗が目立つので難しいですね。
シンプルな形のものはペンツールで切り抜いた方がいいかもしれません。

しかし、今回の目標であった「被写体の色被りを無くす」という点で見たら、ばっちり再現できていますので今回はこれで良しとします(笑)

個人的に好きなのはグレー背景の明るい方ですが、商品のイメージ写真としては白背景の明るい方がいいかもしれませんね。

【物撮りレポVol.2(ハチワレ スポーツ刈り)】まとめ

2回目の物撮りレポは楽しんでいただけましたでしょうか。
私自身初めての背景合成でしたが、これを何十点もこなすとなるとかなり大変だなぁと思いました。切り抜きの勉強ももっと深くしていきたいですね。

それではまた次回お会いしましょう!

ABOUT ME
すず
すず
ハンドメイド作家
ハンドメイド歴10年以上の作家すずです。
初心者さんから中級者さん向けに、ハンドメイドのノウハウやカメラのことなど、役立つ情報を発信しています。
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