ハンドメイド作家さんへの差し入れ、OKなものNGなもの

こんにちは。
ハンドメイド作家のすずです。
今回のテーマはハンドメイド作家さんへの差し入れ、OKなものNGなものです。
デザフェスやハンドメイドマルシェなどのイベントで、作家さんに差し入れをしたい!と考えている方に向けた記事となります。

ひよっこは差し入れもらいたい
作家目線で貰ったら嬉しいもの、控えてほしいものをまとめましたので参考にしてください。
ハンドメイドの差し入れ文化
ハンドメイド界隈には差し入れ文化が根付いており、作家さん同士の挨拶でお菓子を交換したりお客様から作家さんへプレゼントしたりなど、あらゆるところで差し入れが行われています。
コミケなどのクリエーターが集まるイベントも同じかもしれませんね。
もちろん、イベントに参加するからといって差し入れが必要なわけではありません。
しない方が多数派ですので「何か差し入れしなきゃいけないの?」と不安になっている方は、全くそんなことはありませんのでご安心くださいね。
OKな差し入れ
それでは本題に入りまして、まずはOKな差し入れからご紹介していきます。
はじめにお伝えしておきますが、これはあくまで私すずが貰ったら嬉しいものになります。
そもそも差し入れ自体貰いたくない、やめてほしいという作家さんも中にはいらっしゃいますので、作家さん本人の発信を1番優先してくださいね。

好みは人それぞれだね
お手紙
意外だと思った方もいるのではないでしょうか。
作家がもらって1番嬉しいものはお手紙(ファンレター)です。

お客様からの感想やご要望、好きです!のお気持ち、何もかもがありがたく嬉しいです。
なにより、私のためにレターセットを選び、時間をかけてお手紙を書き、勇気を出して渡してくださったことに感涙です。
制作で行き詰まった時やモチベーションが上がらない時、お客様からのお手紙を見て「よし、頑張ろう!」と思うこともあります。それだけお手紙というのは人の心を動かします。
お手紙を書く時は、自分の名前かSNSのアカウント名を書いておくと作家さんにもしっかり覚えてもらえると思いますよ。
逆に書いていないと誰だったんだろう…とモヤモヤするので何かしらの手掛かりは残してもらえると嬉しいです。
買ったままのお菓子
貰って嬉しいもの2つ目は、買ったままのお菓子です。

どういうこと?
分かりやすく言うと、原材料やアレルギー、賞味期限が記載されているお菓子です。
記載のない個包装のお菓子をいただくのも嬉しいのですが、アレルギーがあったりすると心配で食べられないこともありますので、買ったままのお菓子とさせていただきました。
私が特に素敵だと思ったのは、お客様の地元のお菓子です。
イベントでは遠方から来てくださる方もいらっしゃるので、そういうお客様からその地域でしか買えないお菓子をもらえたりするととても嬉しいです。
労わりグッズ
作家は目も手も背中もバキバキですので(笑)、身体を労わるグッズをもらえると大変ありがたいです。
例えば、ホットアイマスクや入浴剤、ハンドケア用品など。
イベントから帰宅した時やひと休みしたい時に、ありがたさを噛み締めながら使わせていただきます。
中でも、無香料のホットアイマスクは誰がもらっても嫌な気持ちにはならないと思うので、差し入れとしては最適だと思います。箱ごとではなく、1~2枚で十分ですよ。
NGな差し入れ
さて次は「こういうのはちょっと控えてほしい…」という差し入れです。
おそらく私以外の作家さんもちょっと…となる可能性が高いので気をつけてください。
生もの・溶けるもの
おにぎりやケーキ、和菓子などの日持ちがしない柔らかいものや、チョコレートなど気温によって溶けてしまうものは避けた方がベターです。
いただいた差し入れは全てその日に食べるわけではありませんから、食べ物を差し入れするなら必ず日持ちのするものにしましょう。クッキーやお煎餅などがその例です。
手作りのお菓子

知らない人に手作りのお菓子をもらったらちょっと怖いですよね。
何が入っているか分かりませんし、申し訳ないですが破棄するしかありません。
もしあなたがパティシエで、そのことを相手の作家さんも知っているのであればアリかもしれません。ですがそんなシチュエーションは滅多にないでしょうから基本NGです。
安いお菓子の詰め合わせ
これは色々意見があると思いますが……。

ただのわがままでは?
高いお菓子が欲しいというわけではなく、駄菓子やスーパーで売っているファミリーパックのような小分けのお菓子を数種類あれこれ詰めて自分でラッピングしたようなものを指します。
まず、私が好きな作家さんに渡すとしたら絶対にやりません。
なぜなら敬意が感じられないからです。
適当に買って適当に詰めて誰でもいいから渡した感が滲み出ます。
正直、これをあげるくらいなら何もあげない方がいいと私は思います。
また、OKな差し入れの項目でお話したように、原材料や賞味期限が分からないというのも理由のひとつです。

たしかに言われてみれば…
かさばるもの

イベントでは作家さんは1日立ちっぱなしか、座っていてもかなり疲労が蓄積しています。
ですので帰りの荷物は極力減らして身軽で帰りたいと思っているはずです。
そんな時にペットボトルの飲み物や、本、かさばる雑貨などを差し入れされてしまうと「これを持って帰るのか……」と気が滅入ってしまうことも。
作家さんのことを想うのであれば、コンパクトで軽いものを差し入れするのがベストです。
紅茶のティーバッグなんかはパッケージがおしゃれなものも多い上、軽くてコンパクトでおすすめですよ。
【ハンドメイド作家さんへの差し入れ、OKなものNGなもの】まとめ
いかがでしたか?
プレゼントで1番大切なのは値段ではなく、敬う気持ちです。
差し入れをする予定の方は、ぜひ作家さんの気持ちになって選んでみてくださいね!