ハンドメイド

ハンドメイド作品の販売方法

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こんにちは。
ハンドメイド作家のすずです。
今回はハンドメイド作品の販売方法について解説していきます。

作品を作ったはいいものの、どこで販売するか決められない…という人はぜひ参考にしてみてください。

販売する場所

ハンドメイド作品を販売するプラットフォームは多岐に渡ります。

  1. ハンドメイドマーケット
  2. フリマアプリ
  3. オークション
  4. 委託販売
  5. 独自のECサイト
  6. イベント出展

などなど…たくさんありますね。

それぞれのメリット、デメリットを理解して自分に合った販売方法を見つけましょう!

ひよっこ
ひよっこ

早く販売したい!

メリットデメリット

早速それぞれのメリットデメリットについて挙げていきます。

1
メリットデメリット

ハンドメイドマーケット

minneやCreemaなどの、ハンドメイド作品の売買を専門にしているプラットフォームです。
販売を考え始めた初心者さんがまず初めに思い浮かべるのはこちらではないでしょうか?

メリット

ハンドメイド専門ということで自然とハンドメイド作品を購入したい人が集まるので、自身で集客しなくても購買意欲の高いユーザーに商品を見てもらえるというメリットがあります。

運営側も積極的に作家さんの作品をまとめた特集を組んでいたりするので、そこで掲載されれば翌日捌ききれないほどの注文が!なんてことも夢じゃありません。

デメリット

ハンドメイドを専門に扱っていることから、同じようなジャンルを出品するライバルも多いです。

上手に作品の魅力をアピールできなければ、どんどん埋もれていき誰にも見つけてもらえない…ということもありえます。

また手数料が10%程と高く、販売すればするほど手数料が痛手になります。

2
メリットデメリット

フリマアプリ

メルカリ、PayPayフリマ、ラクマなどのフリーマーケットアプリです。利用者人口が多く、メルカリでの月間利用者数は2000万人と言われています。

メリット

利用者人口が多いので、その分大勢の人の目に留まりやすいです。
普段ハンドメイドに興味がない人へもリーチできる可能性があります。

デメリット

フリマアプリ独特の文化があるので、値下げ交渉やコメントのやりとりに時間が取られます。そして高価な作品は売りづらい雰囲気があります。

また利用者人口が多い分、色んな人がいますので正直に申し上げますと民度があまり宜しくありません……。

私個人の意見としては、フリマアプリでハンドメイド作品を販売することはおすすめしません。売れないからといって自分の価値を安売りしてはいけませんよ。

ひよっこ
ひよっこ

B級品売るのにはいいかも

3
メリットデメリット

オークション

Yahoo!の提供するネットオークション、ヤフオクが有名ですね。
生活雑貨からコレクターに人気のレア商品まで様々なジャンルのものが出品されています。

メリット

人気作家さんにもなると何十万、物によっては100万円以上で落札されることも。
アートドールなど手の込んだ作品が高値で取引されているイメージがあります。

ある程度ファンがついていて、作品に自信のある作家さんは挑戦してみるのもいいかもしれません。

デメリット

知名度がない作家さんは、思っていたよりも低い価格で落札されてしまうこともあります。

また、落札されると落札システム利用料が10%かかります。安値で落札された上に10%取られてしまうのは痛いですね。
入札された商品の出品を取り消すのにも料金がかかりますので上級者さん向けと言えます。

4
メリットデメリット

委託販売

商業施設や個人の雑貨屋さんなど、お店に作品を送り展示&販売してもらう方法です。
お店から声をかけてもらい参加することが多いのではないでしょうか。

メリット

接客から販売までお店にお任せでき、発送の手間がないのでその時間を制作に充てることができます。

お客様に直接手に取って作品を見ていただける機会は、この委託販売とイベント出展だけですので、その点は大きなメリットと言えます。

デメリット

委託販売のデメリットはなんと言っても手数料の高さです。商業施設や百貨店に委託するとなると4掛け〜6掛けになることが多いです。

ひよっこ
ひよっこ

掛けってなに?

掛けとは?

掛け率(かけりつ)のことです。
4掛けの場合、売上の40%が作家、60%が委託するお店の取り分となります。

普段からギリギリの価格で販売している作家さんにとっては、売り上げの半分を持っていかれてしまうのはかなり辛いですよね。
もちろんお店によっては7〜8掛けの場合もありますので、詳しくはお店の人に相談してみてください。

5
メリットデメリット

独自のECサイト

makeshopやカラーミーショップを利用すれば、自分専用の通販サイトを作ることができます。

メリット

独自ドメインを設定すれば、URLでも自分のブランドをアピールすることが出来、お客様にも検索してもらいやすくなります。
またテンプレートも豊富なので、自分のブランドの世界観を画面いっぱいに表現できることも大きなメリットです。

そして販売手数料が3〜4%ほどなので、10%以上かかるハンドメイドマーケットに比べてしっかりと利益を確保できます。

デメリット

SNSでの発信やSEO対策での集客の仕方を勉強する必要があります。
ただ出品するだけではアクセスもほとんど見込めないため、初心者さんが販売するには敷居が高いかもしれません。

販売手数料は安いものの、ショップの契約料や有料テンプレートの購入などが別途必要になってきますので、安定した売り上げがないと赤字になる可能性もあります。

6
メリットデメリット

イベント出展

デザインフェスタやハンドメイドマルシェなど、作家さん自らが接客販売するイベントに出展する方法です。

メリット

お客様の声を直接聞けるのはこのイベント出展だけです。たくさんの元気とやる気をもらえます。
出展している人はハンドメイド作家さんばかりですから、他の素敵な作品を見ることもでき自分のモチベーションも上がります。

ハンドメイド好きの人が集まるイベントなので、自分のことを知らなかった人にもファンになってもらえる可能性があります。

デメリット

色んな人が見に来るので「これなら自分でも作れる」「高い」などと言ってくる人が稀にいます。そういう言葉に傷付かないメンタルが必要です。

ひよっこ
ひよっこ

気にしちゃダメ!

また、悲しいことですが盗難の心配があります。
実際に盗難されてしまった作家さんの声をSNSで目にすることもありますので、全ての作品に目が届くようディスプレイに気を付けたり、複数人で出展するなど対策をしましょう。

個人的なおすすめ

私がハンドメイド初心者さんにおすすめするのはハンドメイドマーケットです。
ある程度のレベルの写真と文章が書ければ、販売実績がなくても購入してもらえることが多いです。

初心者さんはこちら!

そして、中級者以上の方におすすめしたい販売方法は独自のECサイトです。
自分だけのサイトを持っているというのはそれだけで特別感があります。

ファンにとっても、雑多なサイトの一角に好きな作家の作品があるよりも、作家専用のサイトで作品を閲覧できる方が楽しいはずです。
慣れればなんてことはないのですが、SNSなどでの集客が必要なので、ファンがついてきたらぜひ挑戦してみてください。

個人的におオススメ

【ハンドメイド作品の販売方法】まとめ

自分に合った販売方法は見つかりましたか?

初めは売れなくても大丈夫です。
まずは見てくれる人を増やすところから始めましょう!

ABOUT ME
すず
すず
ハンドメイド作家
ハンドメイド歴10年以上の作家すずです。
初心者さんから中級者さん向けに、ハンドメイドのノウハウやカメラのことなど、役立つ情報を発信しています。
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