物撮りレポVol.4(バターガレットの中身)
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【Godox AD-S60S】Godoxのソフトボックスレビュー！使い方と作例比較
すず
こんにちは。
ハンドメイド作家のすずです。
今回のテーマは【Godox AD-S60S】Godoxのソフトボックスレビュー！使い方と作例比較です。
照明機材を買ったはいいものの、「光がきれいに当たらない」「影が強すぎる」と感じて困っていませんか？
そんなときに活躍するのが、ソフトボックスと呼ばれるライティングアクセサリーです。
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この記事ではこちらのGodoxのソフトボックスを使った作例を比較しながら、使い方まで分かりやすく解説します！
使用する照明はこちら
【撮影用照明】GODOX ML60biレビュー！使ってみて感じたメリットデメリット
今回のもくじ
ソフトボックスの役割
そもそもソフトボックスの役割って何？
一般的なストロボやライトの光は、直接照らすと硬い光になります。
硬い光とは、影がくっきり出たり被写体の輪郭がシャープに出すぎたり、反射が強く出すぎたりする光です。
この強すぎる影や光を和らげるために使うのがソフトボックスです。ソフトボックスを活用することで、被写体の素材感などをナチュラルに、かつ分かりやすく見せることができます。
Godoxソフトボックスの使い方
初心者さん向けにソフトボックスのセッティングから用途に応じた使い方まで解説します！
ソフトボックス(Godox AD-S60S)を購入すると画像の一式が届きます。セット内容は
- 収納袋
- ソフトボックス(傘)
- ディフューザー(メイン×1、白小×1、金銀リバーシブル×1)
- グリッド
です。ひとつずつ装着して撮影してみましょう。
ソフトボックス
まずはメインのソフトボックス(傘)のセッティング手順です。
照明に付いている溝に合わせてソフトボックスの金具部分をはめ込み、カチッと音がするまで時計回りに回します。少し押し込みながら回すとハマりやすいですよ。
装着ができたらソフトボックス内の銀色の金具(手で持っている部分)を中心部に差し込みます。
無事装着できました。この状態で撮影すると以下のようになります。
右の写真は、元々照明(GodoxML60bi)に付属しているリフレクターを使用して撮影したものです。
ソフトボックスの方が傘が大きい分光は拡散されていますが、内側が銀色なので反射した光のせいで影が何重にも出てしまっている上、全体的にのっぺりとした仕上がりになってしまっています。傘のみの撮影はあまりおすすめはできません。
ディフューザー
それではこの傘にディフューザーを付けてみます。まずは小さい白い布を付けてみます。
傘の内側に白いマジックテープが4本あるので、そこに貼り付けます。
真ん中の光源が隠された分、光が柔らかくなりそうですね。それでは撮影してみます。
ん……？
光が柔らかくなると思いきや、変に影が出て暗くなってしまいましたね。私はこの小さなディフューザーの使い方が全く分かりません(笑)
金銀リバーシブルのディフューザーも同じように装着し撮影してみたものの。やっぱりよく分かりませんでした。照明と被写体の距離が近すぎたのかもしれません。
この上にさらにメインディフューザーをつけての撮影もしてみましたが、光量が弱まるだけでした。
それでは、メインディフューザーを装着してみます。傘の内側とディフューザーの縁にマジックテープが付いているので、ペタペタと貼っていくだけです。
これで撮影してみます。
お、おぉ〜！
傘のみの写真に比べ、影が整理されてかなり綺麗に撮れました！立体感も出ていますね。
グリッド
セットの中には網目のグリッドと言われるものも付いてきます。一見、何に使うんだ？という感じですが「光を被写体に集中させる」効果があります。
使い方は、先ほどのメインディフューザーの上からペタペタと付けるだけです。比較してみましょう。
うさぎさんの頭を見ると分かりやすいのですが、グリッドを付けると被写体の縁に影が出てきて、メインディフューザーのみよりもさらに立体感が出てきます。商品を際立たせたい時にぴったりだと思います。
ソフトボックスのメリット・デメリット
ソフトボックスの使い方を見てきましたが、実はソフトボックスは万能ではありません。
私が感じるメリットとデメリットをまとめてみます。
メリット
セッティングが簡単
傘式の開閉構造で使いたい時にすぐ組み立てられます。
これにより撮影時間を短縮することができます。
柔らかい光を安定して得られる
人物・物撮り・動画のいずれでも使いやすい光質です。
太陽光だと時間帯によって明るすぎたり暗くなったりしてしまいますが、ソフトボックスはいつでも程よい光を演出できます。
様々な演出が可能になる
グリッドやディフューザーを付け替えることによって、光の質を変えて写真の印象をガラッと変えることができます。
デメリット
被写体に写り込むと違和感がある
この画像を見てください。瞳やガラス、アクリルなど、艶のある被写体にソフトボックスを使って照明を当てると、ソフトボックスの形がもろに写り込んでしまいます。全体が鏡面の漆塗りのお椀などはソフトボックスで撮影するのは至難の業です。
趣味の撮影でしたら全く問題はありませんが、販売するための商品写真にこのような写り込みがあると、お客様に「こういう模様なのかな？」と勘違いさせてしまう可能性もありますので注意が必要です。
【Godox AD-S60S】Godoxのソフトボックスレビュー！使い方と作例比較：まとめ
いかがでしたか？
Godox AD-S60S は初心者さんがソフトボックス導入を考えるうえで、非常にバランスの取れたアクセサリーです。コンパクトさ・携帯性・使いやすさ・光質の良さ、そして適度な価格帯を兼ね備えています。
ただし、「もっと大きな光源で広く柔らかい光を当てたい」「他社ライトを使っていてマウントが異なる」という場合は、サイズやマウント互換性をあらかじめ検討することをおすすめします。
自分に合ったソフトボックスを探してみてくださいね！
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ABOUT ME
ハンドメイド歴10年以上の作家すずです。初心者さんから中級者さん向けに、ハンドメイドのノウハウやカメラのことなど、役立つ情報を発信しています。
