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イベント出展で対策するべきこと3つ

すず

こんにちは。
ハンドメイド作家のすずです。

イベント出展では沢山の人と関わるので、残念ながらネット販売よりもトラブルに発展しやすいです。でも、事前に想定できるトラブルは出来るだけ回避したいですよね。
ということで今回は、イベント出展で対策するべきこと3つについてお話しします。

近隣トラブル対策

デザフェスなどのイベントで1番多いトラブルが、出展者同士のトラブルです。

ひよっこ
ひよっこ

そ、そうなの?

ハンドメイドイベントでは、ひとつひとつのブースがテープなどで区切られており、机を配置する場合は自分のブース内に出入り口を確保しなければなりません。
荷物などもはみだし厳禁です。

しかしそのルールを知ってか知らずか、他人のブースの出入り口を勝手に使う出展者があまりにも多いです。挙げ句の果てに展示している作品を倒されることも。

ひよっこ
ひよっこ

ひどい!

私も今まで数回デザフェスに出展しましたが、全ての回で隣の出展者が私のブースの出入り口を無断で使っていました(全員違う人です)。
注意して嫌な感じにもなりたくなかったので何も言えなかったのですが、何故こんなにも多いのか…と悲しくなりました。デザフェスからの案内にも書いてあるので、しっかりと読んでもらいたいですね。

この近隣トラブルを回避するには

  1. 挨拶をする
  2. ブースを2つ取る
  3. 大きなブースを取る
  4. 壁パネルをレンタルする
  5. 出展するイベントを選ぶ

などで対策する必要があります。

1
近隣トラブル対策

挨拶をする

まず、会場に着いて設営をする際にお隣や後ろの作家さんに一言挨拶をしておくと、何あった時に話しかけやすいと思います。その時は笑顔を心がけてくださいね!
こちらが声をかけても無視したり素っ気ない作家さんもいるかもしれませんが、あなたは何も悪くありませんので気にしないように……。

ひよっこ
ひよっこ

無視された時点で雲行き怪しい

2
近隣トラブル対策

ブースを2つ取る

2つ連続したブースを取って、真ん中に出入り口を作る戦法です。
後ろの人にすり抜けられてしまう可能性はありますが、両隣の人は流石に入っては来れないでしょう!

ひよっこ
ひよっこ

心理戦だ

広くなる分作品をたくさん用意しなければならなくなるので、そんなに作れないよという方は友人や知り合いの作家さんに隣で出展してもらうという手もあります。

3
近隣トラブル対策

大きなブースを取る

デザフェスはブースのサイズがS・M・Lあり、大きければ大きいほど荷物や人がはみ出してくるリスクが減ります。これは私の予想ですが、SサイズよりMサイズの方がブース料金が高い分、民度もいいのでは?と思っていますがいかがでしょうか。

ひよっこ
ひよっこ

どうなの?

ブースが大きいと机をくの字に配置したり自由度が高くなるので、Sブースよりは出入り口問題に悩まされることはないはずです。

4
近隣トラブル対策

壁パネルをレンタルする

物理的に周りの人が自分のブースに入り込めないようにする方法です。

L型のパネルを使えば、隣からも後ろからも完全防御できます。
その代わりにパネルの厚みによって自分のスペースや出入り口が狭くなってしまうデメリットはあります。Sブースだとかなりギリギリになりそうですね。
それに加え、パネルの裏側を周りの出展者に勝手に使われるという別の問題が起きる可能性がありますので注意が必要です。

ひよっこ
ひよっこ

一言くれればいいんだけどね…

Xではこのように対策している方もいらっしゃいます。
素晴らしい案だと思いますが、ここまでしなければ分かってもらえないのか…という絶望感もありますよね。絶対にルールは守りましょう。

5
近隣トラブル対策

出展するイベントを選ぶ

デザフェスではブースや机の大きさ・配置を自分で決めますが、あらかじめ運営の方で決められていて机の大きさや位置が完全に固定されているイベントもあります。
そのようなイベントの場合は、出入り口やスペースが全てのブースで確保されているのでトラブルになる可能性は限りなく低いです。

荷物のはみだしなどはあるかもしれませんが、初めに周りの出展者に挨拶をしておけば「すみません〜」でどいてもらえると思いますよ。
私は最近はこの形式のイベントしか出ないようにしています。

ひよっこ
ひよっこ

隣がいい人であることを願うのみ

盗難対策

SNSで被害報告をしている方もいますが、作品の万引きや売上金の盗難トラブルが毎回少なからず起こります。そのような被害に遭ってもイベント運営は責任を取ってはくれませんので、自分でしっかりと監視するようにしましょう。

盗難させないためには、

  1. 声をかける
  2. 複数人で出展する
  3. お金は身に付ける

で対策できます。

1
盗難対策

声をかける

ブースに来てくれた人がいたら「こんにちは!」と目を見て挨拶をします。
こんなので防げる?と思うかもしれませんが、万引きしようとしている人には「見られている」という意識を植え付けられますので抑止効果が生まれます。

1番簡単ですし、普通のお客様にとっても積極的にコミュニケーションを取ってくれる作家さんには話しかけやすいですから一石二鳥です。

2
盗難対策

複数人で出展する

複数人で出展することで、お客様の対応をする人と作品を見守る人で役割を分担できますから、万引きのリスクを最小限に抑えられます。

信頼できる友人や家族を連れていきましょう。
協力者に売上金を盗まれてしまっては元も子もありませんから……。

3
盗難対策

お金は身に付ける

大切なお金です、絶対にブースに置いたまま席を離れないでください。

日本は治安がいいし、周りに人が大勢いるから盗む人なんていないと思われるかもしれませんが、そんなことはありません。隙があれば盗んでやろうと思っている人はそこらじゅうにいるんだという意識を持ってください。

レジや金庫を使っている場合も、トイレなどで席を離れる時は中のお金だけは鞄に移すなどして身に付けるようにしましょう。
こちらの記事でおすすめのお財布ショルダーを紹介していますので参考にしてください。

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買ってよかった!イベント出展で役立つもの3選
買ってよかった!イベント出展で役立つもの3選

また最近では中国人によるライブコマースが横行しており、お会計前の作品を勝手に持ち出されたり怖い思いをしたという作家さんもいるので、怪しい人が来たら強めに「No!」を突きつけられるように構えておきましょう。

ライブコマースとは

ライブ動画配信をして商品を紹介し販売する方法です。
ハンドメイドイベントでは作家さんの作品を無断で配信し、転売目的で購入する人が後を断ちません。作品に興味がなさそうなのに無断で写真を撮り去っていく人も転売する作品を吟味している可能性が高いです。

もちろん、純粋にイベントを楽しみに来ている中国の方もいらっしゃいますので外国人だからといって拒否するのは控えた方が良いでしょう。
転売ヤーかそうでないかは、作品を見る目がキラキラしてるかしてないかで大体判別できます(笑)転売ヤーは金になればそれでいいので、死んだ魚のような目をしています。

ひよっこ
ひよっこ

急な悪口!

暑さ・寒さ対策

イベント会場は季節やブースの位置、お客様の出入りによって気温が変わってきます。
自分で調節できるようなものを用意しておくと安心です。

例えば夏だったら水筒にキンキンに冷やしたお茶を入れたり、冷房が効きすぎていた時用に薄手のカーディガンを持っていく。冬なら上着はもちろん、カイロや厚手の靴下などを用意しておくといいと思います。

屋内であれば過度に心配する必要はありませんが、屋外イベントの場合は万が一のことも想定して準備しましょう。

【イベント出展で対策するべきこと3選】まとめ

いかがでしたか?

この記事を見てイベントに出るのが怖くなってしまった作家さんがいたらごめんなさい。
しかし不安を煽っているわけではなく、すべて実際に起こり得ることです。
100%トラブルに巻き込まれないようには出来ませんが、対策できることはしっかりしてイベントに臨みましょう!

ABOUT ME
すず
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ハンドメイド作家
ハンドメイド歴10年以上の作家すずです。
初心者さんから中級者さん向けに、ハンドメイドのノウハウやカメラのことなど、役立つ情報を発信しています。
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