ハンドメイドの商品説明文何を書く?

こんにちは。
ハンドメイド作家のすずです。
今回のテーマはハンドメイドの商品説明文何を書く?です。
ハンドメイド作品を販売しようと思っているけど、商品説明欄に何を書けばいいか分からない…という方はぜひ参考にしてください。
説明文の重要性
商品説明文はお客様にとって購入の決め手となる、写真の次に重要な情報です。
説明文を読まずに一目惚れで購入してくれるお客様も中にはいますが、説明文をしっかり読んでくれるお客様予備軍の方もいます。
似ている作品2つで迷っているお客様がいたとしたら、説明文が丁寧で分かりやすく書いてある方を選ぶと思いますので、少しでも周りと差をつけられるように張り切って書きましょう。

それで、何を書いたらいいの?
それでは具体的にどんなことを書いたらお客様が「欲しい!」と思う文章になるのか解説していきます。
疑問を先回りする
まず1つ目は、お客様が作品を購入する上で出てくるであろう疑問を先回りして説明文に盛り込むことです。
- 素材
- 大きさや重さ
- 触り心地
- 作品の使い方
- お手入れ方法
- 発送までの日数
- 破損していた場合の対応
などをあらかじめ書いておくと、お客様が質問をする手間も省けますし安心していただけます。
最低限、これさえ出来ていれば合格ラインに立てます。

まずはここから!
具体的に想像させる
上記に加えられたらGOOD!なことは、お客様に「作品を使う自分」を具体的に想像させることです。いわゆるベネフィットです。
例えば、
- 結婚式などのフォーマルなシーンでもお仕事でも幅広く使えます
- この作品とTシャツを合わせるだけで簡単に人と被らない個性的なコーディネートが作れます
などです。
私も「こんな素敵な写真が撮れますよ」とカメラレンズを勧める記事を見つけたらついついポチッとしたくなってしまいます。

また散財してる…
こだわりを語る
手間をかけて作り上げた作品ほど、それについて語りたいものですよね。
- 作品づくりのきっかけや込めた思い
- この素材に決めた理由
- 作品の仕上げ方や独特の技術
- 改善を重ねた点
などお客様に伝えたいことを書いてみましょう。
作家の人柄が伝わるとお客様も安心して購入に踏み込めます。ただ、長文だとこだわりが強すぎる難しい人に思われますからほどほどにしてください。
検索ワードを盛り込む
お客様が作品を検索する時は「結婚式 ピアス」や「財布 コンパクト レザー」など単語で検索することが多いと思います。
自分だったらどう検索するかを想像して、説明文のあちこちに検索につながる単語を散りばめてみてください。
「財布/コンパクト/レザー/折りたたみ」など説明文の終わりに入れている作家さんもいますが、きちんと文章にした方がお客様にも読んでいただけますし圧倒的に得ですよ。

「ひよこ かわいい」検索っと
損する商品説明文
さて、ここまでいい商品説明文の書き方を解説しましたが、今度は作品のイメージを損いかねない説明文の例をあげます。
日本語がおかしい
写真を見て可愛い!と思った作品の説明欄に「ぁたしの作品まぢカヮィィんでオススメでつ★ワラ」みたいなことが書いてあったら戦慄しますよね。

平成のギャル?
「この人と話したら会話が成り立たなさそう」と思うような文章を書く人とはあまり関わりたくないですから、綺麗な日本語で書くことを意識しましょう。
ポエムになっている
説明文がポエム発表会になってしまっている方が稀にいます。
わたしのモノクロの世界は
君の笑顔で色づいたの
でもあとすこし
手が届かなくて
溶けゆく雪のように切なくて…

うわぁぁ!
そういう世界観が自分の売りなんだ!という方はそれでいいのですが、かなりニッチな層しか狙えないでしょう。刺さる人には刺さる作家さんもそれはそれでかっこいいですが……。
強い口調での注意
作品のお取り扱いや個体差について明記しておくことはとても大切なことではあるのですが、気を付けてほしいことがあります。
それは
- 素人作品なので完璧を求める方はご遠慮ください
- ノークレームノーリターンでお願いします
- 作品の盗作は絶対にしないでください
と強くお客様に訴えかける文章を書いてしまうことです。

書いちゃってた!
まずお金をいただく時点であなたはプロの作家さんですから、素人だから〜などと言い訳してはいけません。
お客様から見たら、売り上げ月100万円の作家さんも月1000円の作家さんも同じ「ハンドメイド作家」です。自分の作品に責任を持ちましょう。
ノークレームノーリターンとは一切のクレームも返品も受け付けないという意味の強い言葉です。
そもそもハンドメイドマーケットではこのような表現は禁止されていますから、代わりに「レジン作品は小さな気泡やホコリが混入してしまう場合があります」など、その作品に起こりうるデメリットを予め記載しておくのがベストです。
盗作や転売をするために作品を買う人は、純粋に作品を欲しいと思って買ってくれる人に比べたらほんの一握りです。
その一部の人たちに向かって強い言葉を使うと、いいお客様には少し怖いイメージを与えることになります。
「盗作されるほど人気な作家さんなんだ!」と思う人も中にはいるかもしれませんが、私はこういうことを書いている作家さんの作品を買いたいとは思いません。

いいお客様に目を向けよう
【ハンドメイドの商品説明文何を書く?】まとめ
いかがでしたか?
初めから完璧な説明文を書くのは難しいので、少しずつブラッシュアップしていきましょう!