【Canon EOS R10】初心者さんおすすめカメラ!iPhone16Proとの作例比較

こんにちは。
ハンドメイド作家のすずです。
今回のテーマは【Canon EOS R10】初心者さんおすすめカメラ!iPhone16Proとの作例比較です。
「スマホ写真からステップアップしたいけど、どのカメラを選んだらいいか分からない…」そんな方にお勧めしたいのがCanon EOS R10です。
この記事では、EOS R10とiPhone16Proとの比較を交えながら、初心者さんが知りたいであろう情報をまとめました!
EOS R10の基本スペックと特徴

EOS R10はCanonから出ているミラーレスカメラ(APS-C)です。
私が愛用しているカメラでもあります!
カメラのキタムラさんでも購入できます。

基本スペックはこちらです。
センサーサイズ | APS-C |
---|---|
有効画素数 | 約2,420万画素 |
連写機能 | 最大15コマ/秒 |
動画性能 | 4K撮影対応 |
重量 | 約429g(バッテリー・カード込) |
AF(オートフォーカス)機能が優れており、人や動物、乗り物を認識して一瞬でピピッ!っとピントを合わせてくれます。
コンパクトなので、グリップも女性でも握りやすいですよ。
写真だけでなく動画も撮れます。
価格は、安価なレンズ付きで15万円程です。

じ、じゅうごまんえん…
なかなか思い切らないと買えない金額ですよね。
カメラや周辺機器はどれもいいお値段します。
画素数は約2,420万画素です。
ちなみに、iPhone16proのメインカメラは約4,800万画素です。

R10は画質が悪いってこと?
画素数だけを見るとそう思ってしまいますよね。
実際どうなのか、比較してみましょう!
iPhone16Proとの比較
R10とiPhone16proではどのくらい差があるのか、それぞれ同じものを撮影してみました。
左がR10、右がiPhone16Proです。






R10のレンズはRF85mm F2 MACRO IS STMを使用しました。
いかがでしょうか。
ぱっと見は大差無いように見えますが、細かく比較していきましょう。
背景のボケ感
ミラーレスカメラのいいところはなんと言っても背景のボケ感が綺麗なところです。
iPhoneでも、ポートレートモードで撮影すればボケ感は出るものの、アップにすると違和感があります。



iPhoneの方はなんか境界線が見えるね
なぜこうなるかというと、iPhoneのボケ感というのは複数のレンズで撮影した画像を合成し、擬似的にボケを再現したものだからです。
植物の茎や枝などの細いものは、手前にあっても不自然にボケてしまうことが多いです。
そして面でぼかしたような、のっぺりとした印象を受けます。
しかしミラーレスで撮影した写真は、ボケの中にもグラデーションがあり、遠くに行けば行くほど大きくぼけます。被写体と背景の間に変な境界線が出てしまうこともありません。
商品撮影だとボケ感が必要になることはあまり無いかもしれませんが、日常のスナップを撮影する時は背景に奥行きがあるとその写真の中に入り込める感じがして素敵ですよね。
もちろん絞りを調節すればボケ感を極力減らして撮影することも可能ですよ。
被写体の質感
ハンドメイド作品の写真において大切になる質感もアップで比較してみました。




ホットケーキの写真、iPhoneは焼き色がウネウネしていて気持ち悪いですのがお分かりいただけるでしょうか。自動でAI処理される弊害がこういうところで出てきます。
食べ物の質感もぬいぐるみのふわふわ感も、ミラーレスの方が伝わると私は感じています。
被写体の歪み
iPhoneのメインカメラは広角レンズですから、画面の端に行けば行くほど被写体が歪んでしまいます。
写真を撮ってもらったけど顔が伸びてる…という経験がある方も多いのではないでしょうか。

びよ〜ん
被写体が歪むということは写真と実物の形が違うので、お客様からのクレームに繋がりかねません。
iPhoneで作品撮影する際には2〜3倍ズームにして、作品と距離を離して撮ることが大切です。
下の写真は同じ大きさに写るように撮影したもので、1倍→3倍です。
1倍で撮ると顔が引き伸ばされて大きく見えてしまいますね。


iPhone3倍ズームとR10も比較してみましょう。


R10(レンズ:RF85mm F2 MACRO IS STM)の方がさらに歪みがなく写せました!
もちろんミラーレスカメラだからといって歪まないわけではなく、例えば35mmレンズで近距離で撮影すると多少の歪みは出てきてしまいます。
商品撮影をするときはフルサイズ換算で80mm~105mmくらいのレンズがおすすめです。

【Canon EOS R10】初心者さんおすすめカメラ!iPhone16Proとの作例比較:まとめ
いかがでしたか?
画素数が少ないからといって、画質が悪いわけではないことが分かっていただけたと思います。
EOS R10は、初心者でも扱いやすく本格的な写真が撮れるカメラです。
スマホよりもワンランク上の写真表現をしたい方には、コストパフォーマンス・性能ともに非常にバランスのいい1台といえます。ぜひご検討ください!