デザフェスなどのイベントで名刺を掻っ攫っていく人は何者?

こんにちは。
ハンドメイド作家のすずです。
今回のテーマはデザフェスなどのイベントで名刺を掻っ攫っていく人は何者?です。

え、どういうこと!?
ハンドメイドのイベントで出展していると、ろくに作品を見ずに名刺だけをサッと取っていく人をたまに見かけます。今回はこの人の正体について少しお話していこうと思います。
ズバリ正体は?
その正体は「カモを探している人」です。
カモとは、騙されやすく都合のいいように利用される情報弱者のことです。詐欺に騙される人は「カモにされる」などとよく言いますよね。

それと名刺の何の関係が…?
実はイベントで見かける、手当たり次第名刺を掻っ攫っていく人は、騙される作家を探しています。イベント終了後、名刺の情報を通じて作家に連絡し
- 素晴らしい作品だったので作品登録しませんか?
- ぜひうちの雑誌で作品を紹介させてください
- 海外出展してみませんか?
- あなたの作品をギャラリーで展示したいです
などと言って高額な委託費や広告費を作家に請求してくる悪徳業者なのです。

え、えぇ〜!?
何も知らない作家さんが「あなたの素敵な作品を雑誌で紹介させてください!」などと言われたら嬉しくなり、ぜひ載せてほしい!と思ってしまいますよね。
その純粋な心を利用しようとしているのです。

ゆるせない…
悪徳業者の見分け方
雑誌や展示会に誘われたからと言って、その全てが悪徳業者とは言えません。確率はかなり低いですがマトモな人もいるはずです。

じゃあどうやって見分けたらいいの?
それではまず冷静になって、あなたが素敵だと思う作家さんの作品を集めて展示会をしたいと仮定します。イベントに出向き、直接作家さんとお話できる状況だったらあなたはどうお誘いしますか?
常識のある人であれば、挨拶もせず作品も見ず名刺だけを持っていくようなことはしないはずです。まずは作家さんにご挨拶、そして自己紹介と「こういう展示会をしたいのでぜひ参加していただけませんか?」と声をかけるでしょう。

たしかにそうだよね!
私の経験上、悪徳業者はスーツのおじさんが多いです。
目も合いませんし、通りすがりに名刺だけを奪い取っていきますので印象に残ります。もしあなたがイベントに出た時にこんな人を見かけたら「あとでメールがくるかも」と覚悟しておいてくださいね。
今回の件以外の場合でも、イベントなどの勧誘が来てそれに参加してみたいと思った場合は、まずはその人の名前や団体を調べて本当に存在しているのか、詐欺ではないか、宗教に関連した企画ではないか、知名度はあるのかなどをしっかりと確認する癖をつけましょう。
【デザフェスなどのイベントで名刺を掻っ攫っていく人は何者?】まとめ
いかがでしたか?
あらゆるところに詐欺師は潜んでいますから、何事にも慎重になりたいですね。
会社員であれば会社が守ってくれますが、フリーランスでは自分の身は自分で守るしかありません。
あなたもぜひ気を付けてくださいね!